ヘモグロビン少ない原因と病気〜怖い症状改善!自分で出来る治療方法〜

ヘモグロビン少ない原因と病気

ヘモグロビンが少ない理由にはたくさんの原因があると知っていましたか?

 

当サイトでは、ヘモグロビンが少ないと診断された方へ、その詳しい原因や病気、症状、そして自分でできる改善・治療方法について紹介していきます。

 

※当サイトは、自身もヘモグロビン値が低かった管理人が自身で調べた内容をまとめているため、もし間違っている点などがありましたらお問い合わせ頂けますと幸いです。

 

そもそもヘモグロビンの役割とは?〜必要不可欠なヘモグロビン!〜

ヘモグロビン少ない原因と病気

ヘモグロビンは赤血球の中にいるタンパク質のこと。

タンパク質でできている「グロビン」・鉄を含む「ヘム」からできています。
「ヘム」の中に含まれている「鉄」が「酸素」と結びき、全身へと酸素を運んでいく役目を果たしています。

 

人間は呼吸することで酸素を取り入れますが、その酸素はヘモグロビンと結びついて全身の細胞すべてへ運ばれます。
また、体の細胞で酸素を代謝し発生した二酸化炭素を受け取って、肺へ運び、体の外へ押し出すという役割も果たしています。

 

身体の中の細胞で酸素を必要としない場所はありません。
つまり、ヘモグロビンは人が生きる上でとても重要な役割を持っていると言えます。
参照:ヘモグロビン低いナビ|数値が少ない原因と貧血症状

 

そんなヘモグロビンの減少は様々な原因で引き起こりますが、ここでは大きな原因の4つを紹介します。

ヘモグロビンが少ない原因は?〜考えられる5つの原因と病気〜

骨髄の造血機能低下による原因

赤血球を形成するヘモグロビンですが、赤血球は骨髄の中にある骨髄幹細胞が基になって作られています。
この骨髄幹細胞に問題があれば赤血球そのものが減少するため、ヘモグロビンも減少します。

 

骨髄の機能低下によって起こる貧血を「再生不良性貧血」と言い、難病に指定されています。

 

原因2:出血による原因

赤血球が何等かの原因で減少する場合でも、ヘモグロビンは減少します。
例えば出血がそうです。
胃や腸、それ以外の部分で赤血球が漏出すると、その中に含まれるヘモグロビンも減少していきます。
出血によって起こる貧血を「失血性貧血」と言います。

 

原因3:赤血球の寿命

出血以外にも赤血球が減少していく原因はあります。
本来120日ほどある赤血球の寿命ですが、この寿命が短くなる場合です。
赤血球は寿命120日ほどである程度の量を維持されるよう生成されていますが、赤血球の寿命が短くなって破壊されていくサイクルの方がはやくなっていくと、血液全体としての赤血球の数が減っていきます。
本来であれば、その分骨髄が赤血球をたくさん作り出しますが、何らかの原因で追いつかなくなると、ヘモグロビンの数も減っていきます。

 

赤血球の寿命が短くなる理由は、遺伝的な原因・後天的な原因の大きく2つにわけられますので、詳しい原因を探るには検査が必要です。

 

このように、赤血球の寿命が短くなることが原因で起こる貧血を「溶血性貧血」と言います。

 

原因3:エリスロポエチンと赤血球

また、赤血球が出来上がっていく段階で腎臓から分泌されるエリスロポエチンというホルモンがありますが、このエリスロポエチンは、赤血球をつくる働きを促進します。
腎臓の機能が低下すると、このエリスロポエチンが減少するため、ヘモグロビンは減少します。

 

腎臓機能が原因で起こる貧血を「腎性貧血」と言います。

 

原因4:鉄とヘモグロビン

現代の日本人においてヘモグロビンが最も減少する理由として挙げられるのは、鉄の不足です。
管理人のヘモグロビン減少の理由も、鉄の不足でした。

 

ヘモグロビンがヘムと鉄に分けられるのは、先ほど説明した通りです。
このヘムは鉄とその他の原子が結びついてできたものです。
鉄分の摂取量が減少するとヘムが形成されないため、ヘモグロビンが減少します。

 

鉄分不足が原因で起こる貧血を「鉄欠乏性貧血」と言います。

 

原因5:ビタミンB12、葉酸とヘモグロビン

ヘモグロビンは赤血球の袋に守られて血液中を流れています。
この赤血球を作る段階で赤血球の基となるものの遺伝情報DNAが作用しますが、このDNA合成を阻害するようなことが起こってもヘモグロビンは減少します。
このDNA合成に重要な役割を果たしているのが葉酸ビタミンB12です。
そのため、ビタミンB12と葉酸が減少した場合には赤血球が形成されないため、ヘモグロビンが減少していきます。

 

これは、「ビタミンB12欠乏性貧血」「葉酸欠乏性貧血」と言われています。

ヘモグロビンが少ない時の身体的な症状って?

症状1:疲れや脈拍数の上昇

まず、単位血液量あたりで運べる酸素の量が減少するため、細胞では酸素不足を引き起こします。
全身の細胞で酸素の不足を起こすと、まず最初に感じるのが疲れやすさです。
また、酸素不足であるとどうにかより多くの酸素を全身へ運ぼうとするため、心臓はより多くの血液を出そうとします。
すると、脈拍数が上昇します。

 

原因2:立ちくらみやめまい

ヘモグロビン少ない原因と病気

脳においても症状が出現します。

脳は酸素を最も必要としている臓器の一つです。
その脳で酸素不足が起こると、立ちくらみやめまいが出現します。
「脳貧血」ともいえる現象です。

 

原因3:血の気が引く

ヘモグロビン少ない原因と病気

ヘモグロビン、赤血球は血液の赤い色を支える要素でもあります。

その赤血球、ヘモグロビンが減ることで、全身の赤い血のめぐりが悪くなるために様々な部分が白っぽくなります。
代表的なところでは、顔色や下瞼(まぶた)が白っぽくなる、爪の色も白っぽくなったりします。

 

原因4:酷くなると息切れまで・・・

血液内での酸素や二酸化炭素を運ぶ効率が悪くなるために、呼吸の回数が増えてきます。
通常、人間の呼吸数は1分間あたり15回程度といわれていますが、それが増えます。
体が動けば筋肉で大量の酸素が必要となるため、呼吸回数はさらに上昇します。
酷くなると2秒に一回の割合で呼吸をし、結果1分間あたり30回程度となり、息切れを感じたりします。

 

原因5:精神的にも・肉体的にも辛い症状に

ヘモグロビン少ない原因と病気

貧血が重度になると、脳での酸素不足が更に酷くなり、頭痛なども起こりますし、いらいらや鬱などの精神的な症状も現れることがあります。

また、脳と並んで酸素を多く必要とする心臓でも酸素不足を起こすため、血圧が下がったりします。
血圧が下がればさらに脳での酸素不足が進むため、ひどくなると失神を起こすことも。

 

また、氷や土などを食べたく成る異食症や、むずむず脚症候群とよばれる足の奥がムズムズして眠れなくなるといった症状が出ることもあります。
さらには肌荒れ・爪の変形などもあります。

 

このように貧血を起こすと、様々な症状が現れます。

自分で簡単に出来るヘモグロビンを増やす改善・治療方法

もしもヘモグロビンが減ってしまったときに、病院に行くのではなく、自分なりに増やす方法はないでしょうか?
その方法についてまとめてみました。

 

食事療法

ヘモグロビン少ない原因と病気

一つ目は、食事による方法です。

日本人の多くが、鉄分不足だといわれており、貧血傾向の人が多いといわれています。
そのため、鉄分を多くとることが必要です。
鉄分を多く含んでいる食べ物には、ホウレンソウが有名です。
その他に、レバーや牛モモ肉、ハマグリなどにも多く含まれています。

 

実は植物性の食べ物に含まれる鉄分は「非ヘム鉄」といい、反対に動物性の食べ物に含まれる鉄分は「ヘム鉄」といいます。

 

非ヘム鉄は非常に体内に吸収しにくい性質なため、動物性のヘム鉄を含む食べ物を摂るのがおすすめです。

 

また、グロビン(タンパク質)の代謝に関係する栄養素の摂取が減少しても、ヘモグロビンが減少する可能性があります。
グロビンの代謝に関係する栄養素には、ビタミンB6、ビタミンB12、さらに葉酸があげられます。

 

  • ビタミンB6が多い食品…ニンニクやトウガラシなどの香辛料
  • ビタミンB12が多い食品…シジミやあさりなどの貝類、いくらなどの魚卵、海苔
  • 葉酸が多い食品…レバーや海苔、煎茶や抹茶などの茶葉

 

栄養とバランスを考えて多くの食材を摂取することが、ヘモグロビンを増やすことにつながります。

 

サプリメント

ヘモグロビン少ない原因と病気

最近では、葉酸やマルチビタミン、鉄を含むサプリメントが多く販売されているので、それらを摂取することも貧血の解消につながります。

サプリメントを選ぶ際は、前述した動物性の「ヘム鉄」を含むサプリメントを選んでください。

 

しかし、成分がヘム鉄のみのサプリメントだと吸収率は弱まります。
ヘム鉄の吸収を助けるビタミンCや赤血球の形成を助ける葉酸などが一緒に摂れる、オールインワンなサプリがおすすめです。

 

運動療法

ヘモグロビン少ない原因と病気

食事療法以外では、運動療法があります。

人間は激しい運動をするとき、足の裏を床に打ち付けるときに赤血球が破壊されるといいます。
そのため、ジャンプを必要とするような激しい運動は適していません。
ヘモグロビンを増やすことに適した運動としては、軽く息が上がる程度の有酸素運動がよいといわれています。
運動することで酸素を多く運搬する必要性が高まってくると、赤血球が増えようとしてくるので、ヘモグロビンも増加してきます。
運動のきつさとしてはやや楽から少しきついと感じる程度のもので、週3回位、一度運動をはじめたら30分位続けられる運動を心がけましょう。

 

上記を行ってもヘモグロビンが増えない場合

上記は、主に鉄欠乏性貧血の場合の対策方法です。
溶血性貧血・腎性貧血といった大きな病気の場合があるため、貧血の症状が現れたらすぐに病院に通うことをおすすめします。

さいごに

管理人は自身の生活を見直すことで、ゆっくりとですが鉄欠乏性貧血を克服することが出来ました。

 

貧血は、放っておくと大きな病気や辛い精神病を引き起こしかねない病気です。

 

皆さんも、まずはぜひ自身の生活を見直すことからはじめてみてはいかがでしょうか?

 

当サイトでは、他にも様々なヘモグロビンについての知識を掲載していきますので、ぜひ読んでみて下さいね。